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神戸への行き方

神戸に行こうと思った時にはどのようにして行けば良いのでしょうか。例えば名古屋や東京といった比較的遠方の場合は新幹線が良いでしょうし、京都や大阪など、比較的近い場所からは、JRの新快速電車などが良いのではないでしょうか。また意外と、そこそこ近いところかも新幹線がお得で便利であることなどについてもご紹介していきたいと思います。

新幹線を用いる場合

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新幹線の場合は、東海道新幹線が新大阪までで、その先が山陽新幹線となっています。山陽新幹線の場合新神戸で降りる形になります。大阪から三宮に行く場合、新快速電車で30分もかかりません。そのため、わざわざ新幹線を利用する距離ではないと言われれば確かにそうかもしれません。

しかし時間は半分以下の12分で到着します。これは激しく急いでいるときには良いかもしれませんね。料金としては新大阪から新神戸までの乗車券は650円ですが、普通車指定席の場合で、新幹線の特急料金は2300円もしてしまいます。合計で2950円になります。グリーン車で行った場合は全部で3920円と、4千円近い値段になってしまいます。

ですが、ここからが本題です。新幹線はね、「一駅だけ」かつ「自由席を使う」場合、「新幹線特定料金」というのが適用され、乗車券以外に必要な特急料金が870円で済みます。その場合、合計の料金は1520円となります。本来、「指定席券」というのは、「自由席券」の値段に520円前後(時期によって多少異なる)の「指定席料金」を付加した金額となります。

つまり、自由席というのは、指定席よりも520円ほど安いものになるわけですが、新幹線特定料金の場合はそれよりもかなり安くなるのです。なのでちょっと急いでいたりする場合にはまさに「まあまあ時間をそこそこお金で買える」ということになります。

この料金制度を上手く利用するべきタイミングとしては、「青春18きっぷ」の利用が挙げられます。このきっぷは、在来線の普通列車(快速なども含む)の利用に限定された切符ですが、例えば、運休になってしまったり大幅な遅延が発生した時には、次の新幹線の駅まで行っちゃった方が楽だし、旅程の変更も最小限で済むということがあります。

自分は静岡でそのような事があった時に機転を聞かせて上手く旅をすることができました。このように、神戸は新幹線が通っている地域ですから、これを上手く利用していければと思います。新幹線は中々敷居が高いと思ってしまうこともあるかもしれませんが、そういった上手な利用方法もあるのです。

在来線の場合

三ノ宮駅はJRの神戸線の駅であるため、大阪や京都などから電車でパパっと行くことができます。またここには、新快速というスピーディーで、停車駅もあまりない電車が走っているため、これを利用するのがナイスです。僕は電気街巡りがすきで、東京の秋葉原や、名古屋の大須などによく行きますが、大阪の日本橋にもよく行きます。ですから、そのように大阪に行った時には気軽に神戸の方にも行けるわけです。実際はそこまで神戸に行った事がなかったので、今度大阪に行った時には、神戸の方も行きたいなと思っています。

また在来線にも特急電車が走っています。その特急電車を使えば、新快速よりもさらに速く移動することができます。在来線の特急の自由席料金はこの区間で660円と、新幹線よりもリーズナブルになっています。その場合、所要時間は新快速の21分に対して、18分で到着できます。まあ3分の差ですが、新幹線に近いくらいかなり早く到着することができます。まあ早くつくのもいいですが、ゆったりとした座席でくつろぎながら移動できるというのは何物にも代えがたいメリットであると思います。

また、逆に、ここまで所要時間が大きく変わらないのは、新快速が特急に匹敵するくらいかなり速いものであるということの表れでもありますよね。また、新快速の電車の座席は「転換クロスシート」と呼ばれるものになっています。関東圏だと電車の座席は、ロングシートと呼ばれる、ベンチみたいな座席がメジャーですが、関西圏に来ると電車の進行方向に向かって座れる座席があるので、結構乗り心地が良かったり、車窓を楽しめたりするなどちょっとグレードが高かったりして結構良いです。

あと関西と関東の電車の違いとしては、天井に取り付けられている照明にカバーが取り付けられているのが特徴です。ちょっと高級感のある車内になっているのが特徴ですね。そういった電車事態の違いも、注目してみるのも楽しいかもしれません。そのうちに鉄道マニアになっていくこともあるかもしれません。

私鉄を用いる場合

近畿圏に強い鉄道と言えば、近鉄が挙げられますよね。特に奈良や三重などは、巷で「近鉄王国」と呼ばれる事もあるくらいです。近鉄は、大阪難波までの路線となっていますが、ちょっと前に、阪神線への直通運転が始まることになりました。これにより阪神電鉄の神戸三宮駅に行ける事になりました。しかし、近鉄特急をご利用の場合、特急は大阪難波までの運転となっています。線路は繋がっていますが座席指定の特急は難波止まりなのです。そのため、難波で、乗り換える必要があります。そこから阪神なんば線で神戸三宮まで直通で行けるというわけです。

というのも、近鉄特急は、全席指定の有料特急であるため、座席指定を行う特急券券売機が必要であり、それらのシステムの導入が必要であることや、運転ダイヤの間隔などの観点から、まだ三宮までの直通運転はしていないという事なのではないかと思われます。しかし現在でも臨時列車という形で、旅行商品の貸し切り電車が走っていたりします。このように走行実績があるため、恐らく、券売機や、有料特急の運転に必要な各種のシステムの導入さえできれば、阪神線を近鉄特急が走るという日が訪れるのもそう遠くない未来なのかもしれません。

また、阪神線は、山陽電鉄との直通運転も行っているため、ここでも有料特急を走らせることができれば、姫路発名古屋行きのアーバンライナー等も実現できるかもしれません。電車でのんびり移動する時には、車窓を楽しんだりするのも良いですよね。移動中も思い出になるというのは良いものです。旅行の時に使った乗車券などは、駅員さんに言うと記念にもらえたりします。こうした切符集めも旅の面白さの一つかもしれません。

高速バスを用いる場合

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高速バスは全国から発着するものがあり、かつ乗り換え無しで、料金も安い事から、多くの人に利用されています。最近はインターネットでどこから、もしくはどこまで乗るかということを入力すれば、すぐに空席などを調べることができますので、おすすめです。また、座席のタイプも色々なものから選べたりもします。四列シートはちょっとしんどいですが、ゆったりできる3列シートや、ほぼフラットになる高級な半個室座席のものもあるなど、各社工夫をこらしたバスがたくさんありますので、乗りたいものを選ぶと良いでしょう。

高速バスはどちらかと言えば飛行機のように時期や、予約のタイミングによって価格がかなり変動したりします。平日か休日でも結構変動するので、格安で移動したい場合には、三週間ほど前から平日の便を予約すると良いでしょう。また個人的には、バスは夜行よりも、昼を走る昼行の方が好きですね。夜行はちょっと値段が高くなってしまうのと、かなりの早朝に到着すること、あと大体の場合当然なら柄中々ぐっすり寝られないという問題もあります夜のうちに移動できるから、翌日朝からフル活動できる!と思いきや、なかなかそうもいかず、夜しっかり寝れずにけっこう疲れてしまってたり、それが実家に帰るタイミングだったりした日には結局その日は寝て終わるということも十分あり得ます。

また、移動中は車内が消灯するので、スマホを操作したりできないという問題もあります。それがちょっとネックなポイントでもありますね。結局到着した日はほぼ使い物にならないと考えると、昼行のバスに乗って朝早く出発したほうがいいですね。明るいですから本を読んだり、スマホをいじったりもできますし、車窓を楽しむことができます。高速道路からは様々な景色をみる事ができ、例えば高層ビルの街並みであったり、山並みや海をみることも出来たりします。移り変わっていく景色を楽しむというのは旅の醍醐味のひとつでもあると言えるでしょう。